目の前の実践で、立ち回り方を教えてくれた先輩たち。さらに「一歩先の成長」で、いつか恩返ししたい。
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S.Rさん管理者 兼務 保育士 |2023年 入社保育士として新卒で入社、翌年には店舗管理者へ。毎日の店舗運営や児童療育のレク活動に奮闘中。趣味:社会人バスケチームに所属。
新卒入社、1年目はWワークを選択
元々「てんとう虫のロゴ」は、県内のあちこちで見かけていたんですが、大学の授業で「特別支援保育」について学んだ時に、発達障がいのある子供たちの療育に興味が沸いたことが応募のきっかけでした。
新卒入社での最初の1年目は、とにかく右も左も分からない状態。ただ、10時出社〜19時退勤で残業はほぼなかったので、プライベートはメチャクチャ、充実してました。20代で体力もあるので1年目は退勤後、居酒屋の夜シフトで週4日バイトに入り、Wワークもしていました。
2年目の管理職で味わった挫折
僕が本当に苦労したのは2年目から。上司から「管理者やってみたら?」と背中を押されて。とてもありがたいオファーではあったんですが、自分の認識の甘さが露呈しまして。そもそも児童療育分野においては、前提知識を持っていたつもりだったんですけど…管理する側になってからの実情はまるで違って、子供たちそれぞれの持ち味や個性がぶつかり合って上手く制御できず、返ってきた反応に打ちのめされました。
他害のお子さんのケアにはとりわけ、一旦は本人も反省をしてくれましたが、すぐ直後に同じトラブルが起きたり…「アプローチが刺さっていない現実」や「声がけのまずさ」など、反省課題が山積みでした。
もがきながらも、芽生えた自覚
20代で役職を体験させてもらえたことは、本当に有り難い経験でした。焦りも沢山ありましたが、周りの先輩達にかなり助けて頂いて…。一緒に働くスタッフの皆さんも、個性的な方が多いのがうちの会社の特徴なんですが(笑)、みんな同じ方向を向いているんです。「子どもが好きで、子ども達が一番」それは上下関係とか、入社の早い・遅いは関係ないんですよね。
僕も相当フォローしてもらって自覚が芽生え、精神面もタフになったと思っています。立場的に、言わなくてはならない場面があることも学びました。子ども達にはもちろんスタッフにも時間をかけて、関係性も築いて、フラットに言えるようになりました。
周囲の先輩たちには、立ち回り方を実践で教えて頂きました。正直自分がケアしてもらってる場合ではないんですが(苦笑)…頭が上がらないですね。
仕事終わりに
バスケでリフレッシュ
たまにミスで凹むこともありますが(笑)ありのままの非を認め、メンタル的にも良い意味でのゆとりも出来ました。子ども達とはできるだけフラットな気持ちで、向き合っていきたいです。
今は平日の週に2回、仕事終わりに「社会人バスケチーム」に所属しています。仕事が多少ハードでも、良いリフレッシュが出来ています。管理職の場合デスクワークも多いので、いい気分転換にもなっています。

元々体を動かすのが好きなので、仕事中も子ども達ともアクティブに、ドッヂボールなどで触れ合って遊んでいます。僕も童心に戻って(笑)、一緒になってふざけて転がったり、オーバーリアクションで笑いを取ったり、盛り上げながら楽しんでいます。
支えてくれた先輩達に
「成長」という恩返しを
自己満足なのかもしれないんですが、昨年一人のお子さんから手紙をいただきまして、英語で「サンキュー」、ひらがなで「だいすき」と書いてありました。元々は、「家族や友達に向けてお手紙を書こう!」が企画のテーマだったんですが、スタッフである僕に書いてくれたことがホントに嬉しかった。今でも机に、大切に飾ってます。
子ども達からも、周りの先輩たちからも学び教えられ、今の自分があります。もし恩返しできるとしたら、これからは「横の繋がり」を少しずつ、まとめられるような「リーダーシップの取れる人材」になりたいな、と思っています。

SCHEDULE
出勤・ミーティング
書類整理
昼食
児童の送迎
宿題チェック・自由時間
レクリエーション
ご自宅へ送迎
書類業務
退社
バスケの練習など