一番の原動力は「人」。尊敬する先輩の背中を追いかけて、まだまだ極めたいことがいっぱいです。

仕事も、好き

入社して3年くらい経ちますが、今でも、この仕事が好きだしすごく楽しい。悩みながら子どもと接してはダメだと思ってるんで、「あー職場に行きたくない」と思うことは無い。ストレスも無い。良い意味で「無い無い尽くし」（笑）。
忙しいことに私が慣れているというのもあるけど、「職場に行きたくない」と感じるのは、疲れている証拠だと思っていて。スタッフにも、「もし行きたくないと思うことがあったら、声かけてね」と事前に伝えてあります。要は子育てと一緒、結局悪い方向にしか行かないから。

入社1年目で「管理職」へ

元々の管理者の方が異動したタイミングで、なんと私を「管理職」に推薦いただきまして…。「いつかはやってみたいかな？」という、ぼんやりした希望しか持っていなかったんで現実味がありませんでしたが、「タイミングは大事よ！」と勇気づけてくれたスタッフに、背中を押されました。

本当にゼロからのスタートで、周りのスタッフも初めて顔を合わせるメンバーばかり。まだ1年目だけど、「私がリーダーシップを発揮するしか無い！」と覚悟を決めました。その次に経験した店舗はスタッフ20名の大所帯の職場。偉大な存在だった先輩の後釜の事業所だったので、緊張もひとしおでした。
周りのスタッフに協力してもらわないと絶対に出来ない、本当に一人では出来ない事だらけです。今でもですが、社員でもパートさんでも、「ありがとう〜！来てくれて」と感謝を込めて接するにように心がけています。

「推し活」でリフレッシュ

この職場で気に入っている点は平日に休みを取れること。私にとっては有難い、なぜなら推し活ができるから（笑）。平日でも土日でも、好きなタイミングでコンサートに行けるのは、良いリフレッシュになるし助かります。
シフトも基本10時出勤なので、朝はゆっくり、夕飯の準備も整えて出社できます。今の職場は自宅に近いので、お昼に少し戻ることも可能です。

尊敬する先輩は、70代の児発管

個人的に、この会社の「定年75歳、再雇用80歳」は、すごい制度だなと思ってるんです。
私がとても尊敬している方で、70代で「児童発達支援管理責任者」をされていた大先輩の同僚がいらっしゃいました（今は「児童指導員」として現役でご活躍中）。その方には本当に、何度も助けていただきました。懐の深い優しさに救われて。人生においても、児童対応もベテランの方なんです。子供との向き合い方も、目から鱗で教わることだらけ。その方のレクリエーションを見学させていただく時は、終わったらいつも拍手していました（笑）。

手作りのレクが多かったんですがとにかく内容もしっかりされてて、濃度も濃く、特に子どもに対する観察眼が素晴らしいんです。「この子はここまでできるから」と、対応を変えながら一人ずつに違ったアプローチで見事に変化を持たせつつ、「一緒にやってみよう！」と巻き込んでいく。例えば、段ボールを活用したお手製のオセロゲームも、子どもによってテーマを変えて、瞬時に対応されていました。「白だけを並べよう」とか、「黒と白をよーいどん、でひっくり返す競争をしよう」など。子どもも楽しくて目を輝かせながら、集中力が全然違うんです。司会進行もご自身で盛り上げながら、素晴らしいお手本を見させていただきました。

原動力は「人」

私の原動力はきっと「人」なんでしょうね。子どもはもちろん、一緒に働くスタッフにも「大丈夫だよ！」と声を掛けています。私も励ますけど、わざわざ電話で言葉を掛けてくれるスタッフもいて、私が励まされてる（笑）、皆の明るさに救われてるんです。今一緒に働いているスタッフには悪循環になる前に声を発してもらえるように「溜め込んだら良くないよ〜」と早めにガス抜きをしてあげたいと思っています。

この年齢にはなりましたが、かねてからずっと思っていた「保育士」にチャンレジしてみようかな？と未だに思うこともあるんです。勤務年数が積み上がったら「児発管」も目標の一つではあります。
現役としてバリバリ活躍されている先輩たちの背中を追いかけ、体力が続く限りはこの仕事を続けていきたい、大好きな子ども達に関わっていきたい。なにせ素晴らしい大先輩たちが、現役で頑張っていらっしゃるんですから。私も「まだまだ！」と勇気が湧いてきます。