新卒1年目から人事採用部へ抜擢。「人材確保」という難題へ、トライ & リモデル。
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S.Mさん人事採用部 |2022年 入社新卒入社から勤務4年目。児童の対応を志望していたところ人事部からのオファーにより「人事採用部」へ。今では新卒採用を中心に、ガイダンス進行や入社式の企画・司会でも活躍中。Wワークで、ダンスのインストラクターもこなす。休日の過ごし方:ダンスイベント参加(バトル・パーティー・レッスン)、セルフネイル
入社目前:
人事からの突然のオファー
大学4年時に就職活動をしていた際、家の近くにあった「グローバルキッズメソッド・パーク」に目が留まり、「この施設は何をやってるんだろう?」と調べたことがきっかけでした。資格はありませんでしたが、元々子供に関わる仕事に携わりたい気持ちがあったのと、初めて知る「発達障がい児童療育」の分野に惹かれ、「私がやりたいのはこれだ!」とすぐに応募しました。
内定を頂き、4月には児童の現場に配属されると思っていた矢先、人事採用部から「人事部に興味はありませんか?」と直接の連絡があり…予想もしていなかったオファーにびっくりしました。
大学時代にはダンス活動に明け暮れ、卒業後も可能な限り、アルバイト講師としてキッズクラスを教えることも視野に入れていたので、土日のイベントとも両立できる運営部での所属は魅力的ではありました。予想外すぎる展開でしたが、縁とタイミングが重なって新卒1年目で「人事採用部」へ配属になりました。
怒涛の1年目:
記憶があまり無い…
当時、運営部所属の新卒入社は私のみ。他の皆さんは社会人の大先輩たちばかり。「社会人とは?」を働く姿を通して、まずは「見せてもらえている」という感覚でした(笑)。
当然ながら入社時の私は「ひよっ子」でしかなく、児童福祉業界も無知、社会人の基本もままならない状態で…その空気感や、スピードに慣れることに必死でした。
会議にも同席はしていましたが、ベンチャーならではの話の内容・スピード感全てが未知の分野すぎて…怒涛のような毎日でしたので、1年目はあまり記憶が薄いんです(笑)…。
数年先を見据えた視点で議論し、行動していく様子を目の当たりにしていましたが、まず業務面でのスキル・人間的な面でも圧倒的なレベルの違いの中、自分でも良くやっていたなあと思ってしまいます。社会人1年目としては、なかなかハード目の環境だったかもしれません。業務の進行をキャッチアップすることに必死だったので、「食らいつくしかない」という状態でした。
ファーストミッション:
「新卒採用」
「求人ってどうやって出稿するの?人ってどうやって集めるの?」から始まった私の1年目。スタート当初は先輩上司と私だけ、というシンプルな少人数体制で回していたので、1人で何役も担うことが当たり前でした。まず1年目から「新卒採用」を任せてもらえることになり、あらゆる採用手法はもちろん、会社説明会の進行、内定式・入社式の企画・実行に従事。つい数ヶ月前まで、同じ立場だった学生を、今度は「採用する側」として客観視することはなかなかに興味深く、刺激のある仕事でした。周りの同世代の新卒より濃い経験をさせてもらえたし、上司からも「任せる!信頼してるから」と言われたことも、嬉しかったです。
取引先との折衝、ビジネスマナーの基礎、求職者対応も序盤から教わりました。1年目は特に上司に付いて「県外開催のガイダンス」や「自社開催の就職説明会」を大小こなしていきました。そこでは求職者へのアプローチ方法、主催する側の立ち振る舞い等を学びました。ピンポイントでまず「目や耳で体感して学ぶ」→「見守られながらの実践」→「アドバイス・フィードバック」を繰り返し、身に付いたことが沢山ありました。
入社式:1年分の集大成
会場までダッシュ!
忘れられないのは、新卒が一斉に会する都内での初めての「入社式」です。そこでは司会という大役を任されました。プレッシャーも相当ありましたが、同じくらい誇らしい気持ちもありました。たった1日・数時間の会でも数ヶ月、綿密に準備を重ね、何度もリハーサルをし…
いよいよ当日、という日にまさかの暴風雨の天候になってしまい…。朝イチで上司から「ヤバい、新幹線が止まってる」との連絡を受け、マッハで駅に向かい普通電車に飛び乗りました。余裕を持って挑む想定だった初めての大事な入社式が、着のみ着のまま、結果汗だくでの「会場までダッシュ」となり、開始30分前にギリギリ到着できたことも、今では良い思い出です(笑)。
社歴関係なく、早いうちから沢山の経験や挑戦をさせてもらえたことで、責任感・達成感を実感できた社会人1年目。自分の中で一番の成長期だったと感じています。採用できた新卒学生を目の前にできる毎年の入社式は「1年間の集大成」として、じわっと感動できる特別な景色です。
Wワーク:
キッズダンスのインストラクター
実は副業として、キッズダンスのインストラクターを週2回、Wワークで行っています。ダンスは趣味の延長として好きなことなので、「働いている」という意識はあまりない、のが正直なところ(笑)。日中の仕事がデスクワークメインで、ずっとパソコンに向き合っているので、良いリフレッシュにもなっています。
平日は人事業務、土日はダンスレッスンやイベント…で1週間があっという間ですが、両方全く違うリソースの使い方が出来ている分、充実した毎日を送ることが出来ています。


4年目:意識改革
採用マーケティング > 人事
私たちの「人事採用部」は、不足している事業所の人員補填と、新規オープンする店舗のスタッフ確保を、中途・新卒両面から支える部門です。ただどちらかと言うと、「採用マーケティング」要素が主体のフロント業務になります。
気づけばそろそろ入社4年目ともなり、組織の連携や他部門の皆さんとの関わりも増え、職場環境向上のための「人材確保」のミッションの重要性を、より感じるようになりました。「人材不足」が企業倒産に直結している現在、採用コストや現実課題と向き合いながらも、このスピード感に乗り遅れることの無いよう、支えることが私の目標です。
パソコン1台とWi-Fiがあればどこでも仕事は出来るので、「フッ軽」に実家に帰ることもできますし、今後のライフプランを練るにしても、働き方の柔軟性があることは有難いです。その分今の職場環境においては、周囲のどの方も「自主自律」されており、個人のスキルアップはもちろんのこと、行動力・決断力に関しても、これからは身につけて行かなければと感じます。
採用手法のブラッシュアップ:
トライ & リモデル:
ここ最近身に染みて感じるのが、「常に新しいトライを」、ということ。採用分野の難易度は年々増していき、取り組むべき課題も変化し、細かい微調整が常に必要です。「ルーティンワークで1年が終わる」ということはまずありません。今年は上手く行った手法が、来年も上手く行くとは限らないからです。
上司にも言われることですが、「最適解」を更新する意識で「常に課題を見つけよう」と。日々新規の採用手法を探索したり、自社サイト周りのリニューアル・リモデルを始め、中途・新卒向けの新企画など挑戦していくことだらけ。とりわけ情報収集に関しては、高くアンテナを張っておかないと出遅れてしまいます。
スピード感やチャレンジ精神に溢れる職場で働くことは、もともと慎重なタイプの私には新鮮で、後押ししてもらえる環境でした。今でも、新規対応には一歩引いてしまう性格が出てしまうこともありますが…そんな私でも「まずはトライ!」の精神に随分慣れてきて、時にはそれを「慣れて楽しんでいる自分」もあり、いつの間にか「平常運転」になってきました(笑)。
果敢に挑戦することを忘れず、組織や事業の成り立ち、個からチームへの繋がりを意識し、「楽しみながら」これからも採用課題に向き合っていきたいと思っています。
SCHEDULE
出勤
朝のミーティング
新卒対応・メールチェックなど
サイト管理・出稿策定業務
昼食
社内MTG
オンラインガイダンス
スカウト送信など
退社
ダンスレッスン