【スタッフ対談】はじめての一歩が、未来を変えた——未経験からのスタート
不安もあったけれど、一歩踏み出した先には、新しい自分との出会いや、やりがいが待っていました。 挑戦の中で見つけた気づきや成長の瞬間を、リアルな声でお届けします。
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Y世話人グローバルホーム宇都宮で働いています。 前職はアミューズメント施設でUFOキャッチャーの景品補充などをしていました。 -
K世話人グローバルホーム宇都宮で働いています。ものづくりが好きで、季節ごとに小物を手作りしています。 夏はスイカ、秋はクリなど、季節にちなんだキーホルダーを作って、仲間にプレゼントするのが楽しみです。 Instagramなどでアイデアを探しながら、自分なりに工夫して作る時間が好きです。
お二人とも今日は集まっていただきありがとうございます!まずはお一人ずつ経歴などを含めて自己紹介からお願いいたします。
はい、グローバルホーム宇都宮で世話人をしておりますYです。
前職はアミューズメント施設で働いていました。障害をもつ家族がいたこともあり、昔から福祉の仕事には強い関心がありました。
そんな中、友人が先にグローバルホームで働いていて、私の興味を知って勧めてくれたことがこの仕事に就く一番のきっかけでした。
現在は城東の住居で世話人として14時から17時までの時間を中心に夕食作りをメインに担当しています。
お次にKさんもお願いいたします!
前職は社員食堂で勤務していました。200人程度の工場に併設された食堂に配属しておりました。
友人の紹介がきっかけで、普段自宅で行っている家事の延長のような感覚で仕事ができるよと勧められたことから、グループホームでアルバイトを始めました。
Kさんが日々取り組まれている業務について、お聞かせください。
グループホームでは簗瀬の住居立ち上げメンバーとして勤務し、ご利用者様の健康状態の把握や相談対応、通院の付き添い、移動支援などを行っています。
また、お部屋の掃除や入浴のお手伝いなど、日常生活のサポートも含めて幅広く支援しています。
グローバルホームでは業務マニュアルなども取り入れられているかと思いますが、それでもやはり初めての方にとっては悩む場面も多く、苦労を感じることもあるのではないでしょうか?
日常の中で友人や家族との会話では“世の中の普通”を前提に話すことが多いと思うんですが、利用者様はその“普通”ができないことに悩んでいる方が多く、そこにズレが生まれてしまいます。
そのため、“普通”をそのまま伝えても受け入れづらく、どう噛み砕いて伝えるか、そして自立に向けてパニックにならないように一つひとつ丁寧に伝えることの難しさを強く感じました。
そうですよね、一人ひとりに個性があるので臨機応変な対応が求められますね。
その中で働く環境や一緒に働く方との人間関係は重要な内容かと思いますが、従業員同士のコミュニケーションについてはどうでしょうか?
基本的に、従業員同士はもちろん、役職をお持ちの方との関係性も近いと感じています。
みなさん親しみやすくて、「何でも聞いてね!」という雰囲気があり、突っぱねるような方はほとんどいません。
友達というほどではないですが、気軽に話しかけられる関係性が築けていると思います。
今の話と少し被ってしまう部分かなとは思いますが、この会社ならではの「働きやすさ」を感じるポイントなどはありますか?
職員同士のコミュニケーションの取りやすさは、働きやすさにすごく繋がっていると思います。
「分からないことがあったら、すぐ聞いてくださいね」という雰囲気があって、長く勤めている方でも、初めてのことや分からないことが出てくるのは当然だという空気があります。
新しい人が入れば入るほど、そういった場面は増えると思うんですが、いつでも相談できる“みんなのプラットフォーム”的な関係性があるのが、この職場の大きな魅力だと思います。
他の職場と比べても、コミュニケーションのしやすさという点では、特に働きやすさを感じています。
ありがとうございます。それではKさんは入社前に思っていたイメージと、実際に働いてみて感じたことに違いはありましたか?
入職前のイメージと大きく違うということはほとんどなく、「こんな感じでやっていくんだな」という意識で入ったので、戸惑いは少なかった印象です!
ただ、ご利用者様の中には精神疾患や身体の不自由を抱えている方もいらっしゃって、支援の仕方に迷う場面もありました。例えば、椅子を引いてあげるなどのちょっとしたサポートも、「手を出しすぎない方がいい」と言う人もいれば、「座りやすいようにしてあげよう」と言う人もいて、対応の仕方に悩むこともありました。
毎日リーダーがいるわけではなかったので、そういった判断に困る場面もありましたね。
職場の雰囲気についてはいかがでしょうか。
先程お話した通り対応に困ったり、悩む場面はありますが、現場では情報共有が活発で、何かあればすぐに周りに相談できる雰囲気があるので助かってます!
従業員同士の横のつながりがしっかりしていることで、一人で抱え込まずに、「みんなで支え合いながら働ける」のが大きな安心感につながっています。
どんな職場でも、社員同士が和気あいあいとした関係でいられることが、仕事を乗り越える力になると思います。
「私は私でやります」というスタンスよりも、分からないことがあれば隣の人に聞いてみよう、という素直な姿勢で働ける方が多い職場ですね。
これまでの中で、印象的だった出来事などがあれば、ぜひ聞かせてください!
長く働いている方は、職場の流れをよく理解しているので、新しく入った方にも自然と教えられる環境があると思います。
特定の「教える役」が決まっているわけではなく、シフトで一緒になった仲間同士でサポートし合える雰囲気があります。
休みについては、昔は人手が足りず、お正月やクリスマスも出勤することが多かったですが、今は希望すればしっかり休める環境になってきています。
私たちのような世代になると、家庭の縛りも少なくなってくるので、会社が困っている時には手助けできるかなという気持ちもあります!
最後に皆さんのやりがいだったりモチベーションをどこに感じているか聞いてみたいです!
食事を提供した時に、ご利用者様から「美味しかったよ」と声をかけてもらえると、癒やされるというか、すごく元気が出ます!
私は資格もなく、スキルも特別あるわけではない主婦ですが、誰かのお役に立てる仕事に出会えたことが本当に嬉しいです。
「ありがとう!Kさん」そんな言葉ひとつで、また頑張ろうって思えるんです。
GLOBALTREEグループでは、年齢に関係なく、幅広い世代のフリーターさんや主婦さんが活躍されています。無資格・未経験からスタートした方も多く、それぞれが自分らしい働き方を見つけながら、のびのびと力を発揮できる環境が整っています。インタビューを通じて印象的だったのは、「ありがとう」の言葉に支えられながら、日々の仕事にやりがいを感じている皆さんの姿。感謝が自然に行き交う、あたたかく心地よい職場です。